確定申告で忙しい時期ではございますが、それに追い打ちをかけて辛い時期だなぁと思わせるのは、花粉です。
花粉症であるわたくしとしては、この時期は絶対に抗アレルギー薬を飲み忘れたらもう一日仕事にならんレベルでくしゃみ鼻水です。本当に花粉のせいでGDP落ちますよ、マジで。
さて、そんなスギ花粉ですが、予報技術が発達しておりまして、日々の飛散量などが発表されていますよね。
ただ、このスギ花粉情報ですが、実は気象庁発表はないんですよ。
一般社団法人日本気象協会さんが発表しているものがメジャーですね。
天気予報なんですが、気象予報士が居ないとダメってのはご存じだと思うのですが、
気象業務法第17条に「気象庁以外の者が予報業務を行おうとする場合は、気象庁長官の許可を受けなければならない」と定められています。つまり天気予報は許可制なんですね。
で、この気象の予報業務は「大気の諸現象」を予報するものであり、実はスギ花粉の飛散量予想は、別に気象業務法上の許可はいらないのです。
つまり、「大気の諸現象」とはちょっと離れてるんで、スギ花粉はウチではやらんよ、って事なんでしょうかね気象庁さん的には。
その割には桜の開花情報は気象庁発表があります。農産物に密接に関係するから管轄しているんでしょうか。
そんな訳で日本気象協会さんのページを見てみると、まだまだ花粉シーズンは始まったばかりで、「少ない」とか「やや多い」の日が多いです。いやでも、この身にはわかるのです、花粉が来ている気配が。
「何の事かさっぱりわからんねぇ」という方は僥倖です。その身で花粉の気配を感じとる事ができてしまったら、それはもう我々と同じ花粉症なのですから。
ちなみに花粉症のプロ(?)は、日本気象協会の花粉予測のページの「非常に多い」アイコンを見るだけで目がかゆくなります。

うう、見るだけで辛い。
参照ページ
https://tenki.jp/pollen/
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq16.html
企画部 天野