2023年03月22日

WBCの賞金もやっぱり税金かかるそうです

どうも、企画部です。

今日はワールドベースボールクラシック決勝戦でした。
日本は見事に勝利した訳ですが、WBCって賞金が低いんですよね。
2023年大会の賞金総額は約19億4000万円、優勝したチームには約4億500万円が支払われるそうです。
これを連盟とチームで折半して、そこから分配されるので、1人あたりは約670万円くらいになるそう。
割ととんでもない年俸を貰ってる方々なので、月のお給料にも届かないのはちょっとね、という気もします。
怪我のリスクやシーズンへの影響を考えると、不参加を選択する選手が居るのも理解ができます。

ただ、参加している選手は「無茶苦茶楽しい」「国を背負って戦える名誉なこと」と話している人も多いので、ギャラの低さは関係ないよというものかもしれませんが、やはりプロフェッショナルが競うのですから、それなりのギャラは出すべきなのでは、と思います。
ちなみにサッカーワールドカップの場合は、優勝チームには約56億7000万円が支払われるそうです。
今後、野球人気が世界で高まって、賞金額も大きくなっていくといいなと思います。

で、税理士法人っぽい事言うと、賞金は一時所得として税金がかかります。
WBCの運営はアメリカ合衆国の会社なので、日本人選手はまずアメリカで所得税を取られます。
そして日本では確定申告で一時所得として申告、アメリカで取られた所得税は、外国税額控除を受ける事になります。あ、ヌートバー選手は米国居住なのでアメリカの税法でよろしくです。

賞金の類はだいたい一時所得課税で、オリンピックの報奨金は非課税と定められています。
割と大盛り上がりしている大会については、非課税でも良い気がしますよね。
その他競馬の当たり馬券の課税(そのレース以外のはずれ馬券は経費計上できない)とか、一時所得は世相を反映していない部分が多々あるので、ぜひ世論の声を高めて、見直しをしていただきたいと個人的には思っております。

しかしまぁ、今年の侍ジャパンはタレント豊富で本当に強かったですね。
また、野球のシーズンはこれからですから、出場選手の今後の活躍も期待しております。

企画部 天野
posted by MMIスタッフ at 16:41| Comment(0) | 日記