2017年06月28日

給与所得等に係る市民税・県民税の特別徴収税額の決定・変更通知書のふるさと納税がらみで良くある質問

ええい、タイトルが長い!

この時期は住民税の決定変更通知書の、ふるさと納税の質問がとっても多いです。
中でもよくある質問をピックアップだ!

関連するトピック
住宅ローン控除がある場合の計算の見方
給与収入以外を無理やり計算する方法(記事中ごろから)
確定申告すると戻る金額が悪くなる現象の解説(所得税率の低下)


基本的な住民税の決定通知の見方は、去年やったので割愛。

住民税の税額決定・納税通知書、いわゆる住民税の決定通知書からふるさと納税を確認する方法

今回は1つだけケースを紹介します。

親切がアダになる場合がある?!
「摘要」欄に書いてある寄附金控除が合ってないケース


はい、結構メンドクサイ事があったのですよ。
1.確定申告でふるさと納税を申告した
2.住宅ローン控除で住民税が減額される状況(限界値までは引いていない)
3.自治体が丁寧に税額控除額の内容を「摘要」欄に書いてくれている


前提条件は以上3つなんですが、この場合は
摘要欄に寄附金控除と自治体が書いてくれてますが、
これがふるさと納税の減額分すべてかと言うと実は違うのです。

内部処理を解説すると、

1.確定申告で所得税分のふるさと納税の所得控除を行う
2.確定申告で住宅ローン控除の税額控除を行う
3.住宅ローン控除で所得税が0になり、替わりに住民税を引く処理を行う


という風な事をしています。で、何が起こるのかと言うと、

住民税の決定通知書の「住宅借入金等特別控除の額」の一部が、
ふるさと納税の寄附金控除で減った所得税額になっています。


確定申告して税源移譲が起こると、それは最終的に「住宅ローンで引けなかった分スよね」という処理をされるので、実質的にはふるさと納税で引かれた分なのに、住民税のお知らせでは住宅ローン分として記載がされるんですよ。

この仕組みを理解していないと、
「確定申告で所得税0円だし、住民税の減る分なんか少なくない?」って疑問を持っちゃうのです。
実際には、ちゃんと減らしてくれてるんですよね。

しかし、住民税を限界値まで引いてたりすると、控除しきれない分が出たりもしますし、
住宅ローン絡みは表示も仕組みも結構めんどくさいですね。

あと、ワンストップ特例でやってる場合の控除漏れの相談が今年もぽつぽつあります。
自治体の皆さま、大変お忙しい中恐縮ですが、ちゃんとやってあげて下さい。。。


業務サービス部 天野正也
posted by MMIスタッフ at 16:57| Comment(0) | ふるさと納税

2017年06月23日

不動産の附合

不動産の附合
 民法の第242条に不動産の附合と言う規定があります。「不動産の所有者は其不動産の従として之に附合したる物の所有権を取得す。」と言うものです。
 何やらわかりにくいので、事例で示すと、建物を増築した場合、だれが増築しようとその増築部分は、当初の建物の所有者のものですよ、と言うことです。

親子では良くある話
 他人名義の建物に金を払って増築する人がいるのかと思われるでしょうが、それが時々いるのです。父親所有の家屋の増改築資金を子供が負担することはよくある話です。例としては、高齢などの理由で父親が増改築資金のローンを組めない場合(子供がローンを組むのも子供が資金を出したことになります。)や、一人前になった子供が二世帯向けにするためなどに自分で資金を用意して、増改築をするような場合です。

贈与税がかかってきます
 この場合父親所有の家屋に子供が費用を負担して増築したとしても、増築部分の所有権登記を子供の名前ですることはできません。つまり増築部分も以前の所有者である父親の所有とされてしまうのです。これが「不動産の附合」です。
 よって家屋の所有者は父親で増築資金を出したのが子供であれば、父親は増築部分を子供から贈与を受けたことになります。増築家屋という利益を手にした父親から贈与税を頂きます、というのが税務の考え方です。(この場合「贈与の意思の有無」は一切関係ありません。)

対策は次のどちらかで
 贈与税がかからない為の方法は次の二つのどちらかです。(勿論ケースバイケースで、どちらの方法が良いとは言えません。)
方法@:増築前の家屋を父から子供が贈与を受けて、その後に増築する方法
方法A:増築前の家屋の評価額と増築費用の合計額に占めるそれぞれの割合に基づいて、父と子供の共有持分登記をする方法。
 贈与税を払わないと言うだけならAですが、この際子供の名義にした方が良いと言うような場合などは@とすることも良いと思います。


dailyコラムより
posted by MMIスタッフ at 17:32| Comment(0) | 日記

2017年06月15日

エムエムアイニュースを作っています

どうも、いつもの天野です。

わたくしのお仕事の一つに、
エムエムアイニュースという、紙媒体で月イチお客様に
出している広報紙の編集作業があります。

税制改正の内容をまとめて税理士先生に見てもらったり、
セミナーのお知らせや新サービスの紹介、
営業面や契約等でお知らせしないといけない事、
法令的に変わった部分やお得情報のお知らせ、
御関与先の企業様のご紹介等、
いろんな事をお知らせしています。

これがまー、結構大変です。
ネタ探しからテキスト依頼、そして一番困るのが、
締め切りオーバーする事です。

雑誌ではないですが、月のアタマにお客様に届くように、
締め切りは厳守なんです。
社内の皆さんはもちろん税務監査や決算申告に忙しいので、
その間を縫ってお願いして回っています。
申し訳ない気持ちでいっぱいですよ?! いやほんとに。
ですがこれはお客様のためですから。
心を鬼にしまくってお願いしていますとも。

ただ嬉しい事もいっぱいあります。
この間のニュースには、顧客満足度アンケートの返送率が悪いので、
「アンケートを返信していただけると助かります!」と載せたところ、
ぐーんと返送率が伸びました。本当にありがとうございますお客様方。
あとは、ニュースを見て、サービス内容や法令変更点等のお問い合わせがあったり、
告知、広報ってのは見てもらってナンボのところがあるので、
こういう反応は本当にうれしいです。

これからも読む人のためになるエムエムアイニュースを作っていきたいな、
と思っております。

が、8月号の誌面構成をどうしようかと今ずっと悩んでいます……。
ホントどうしようこれ……。


業務サービス部 天野正也
posted by MMIスタッフ at 17:35| Comment(2) | 日記